薬師湯〜墨田区

薬師湯は、かなり特徴的な銭湯だと思う。

スカイツリーから一番近い銭湯はここでしょう。 北側の道路に面しています。 電光掲示板があったりしてちょっとシャレてます。 「散歩の途中によってください。タオルもありますよ。」みたいな感じです。 若い方が経営に入っているのでしょう。とてもやる気が感じられます。

脱衣場とは別にある休憩所が一つの社交場のようになっています。これは銭湯の原点ですね。ここには飲み物が置かれてますが、ビールが色々あって、日曜などは宴会が始まっています。そうすると食べ物はどうするのかと言うと、ちょっとしたスナックも扱っています。(缶ビールを買うと、「冷凍庫に冷えたジョッキがあるので使ってください。」と言われました。)

薬師湯という名の原点なのでしょうか湯船は全部薬湯です。 千と千尋の神隠しで出てきた薬と湯。あれはいろいろな種類がありました。この 薬師湯でも様々な薬湯があって日替わりです。 コーヒー、牛乳などは当たり前。草津温泉だの何々温泉だの、とにかく日替わりですから覚えきれないくらいたくさん出てきます。途中で色が変わるという趣向を凝らした薬湯もあります。 指定した期間に3回以上来てくれたらジュースをあげます。などといった、とにかく工夫を凝らしている所は、銭湯経営を楽しんでいるかのようです

読売新聞、スポーツ新聞、ミニジム機、漫画、ゲーム機まであり。水槽があって、はみ出しそうな緋鯉が入ってます。

ジャバラという珍しい柑橘類汁を売ってます。

おかめ湯〜銭湯

​こちらの銭湯はとても面白かったよ。ちょっとない経験をしたと思う。

それは何かと言うと夕方に入ったんだけども最初から最後まで入浴客が一人しかいなかったということ。 女湯には何人か居たような音がしていた。

狭いいわけでもなく結構広い。湯船も大きい。 だからゆったりと一人で銭湯を独り占め。 さらさら流れる音だけがして、まるでどこかの旅館の風呂に入っているよう。

この湯はちょっと違うと思った 温度は高めなのだけれども芯まで滲み入るような感覚。

存分に楽しんで 着替え場でビールを一缶。 ここでもアサヒのスーパードライ350ml だけど 230円は安い。「 安いですね」 と言ったけれど返事するでもない。 バンダイの親父さん。営業は苦手なのかもしれない。でもそのせいで客が少ないのかどうかは分からない。

産経新聞と産経スポーツが置かれていたし、 サービスが悪いとは思えない。 ただドライヤーも血圧計も使えなくなっていたから人は少ないのだろう。

驚いたのは翌日お昼過ぎまで体がポカポカしていたこと。 これはなんだろう確認のためにもう一度行ってみたい お風呂屋さんだ。

グランド湯〜墨田区

煙突があるところに銭湯ありの典型的な形です。 ちょっと早めの16時半頃行きましたら番台の上に何やら割引証がたくさん並べられています。 どうやらお年寄りが大挙してきているようですこの時間帯はお年寄りの独壇場ですね。

炊きたてのお湯とでも言うのでしょうか、湯に元気がありました。 もっとも全ての湯船にジェットだの泡だのがあったので水流が変化していたのだと思います。

特筆すべきは銭湯画です。 男湯女湯の壁面、それと横にまでつながる大きな絵。なんとか岳か連峰か、雪の峰がつらなり、緑の山が下につながる。そして空は夕陽が落ちる少し前、しかし 太陽は雲に遮られてその姿を見せない。 これからの変化を期待させるような絵です。 よく見るとタイル画です。一枚一枚焼いたのだろうか一見の価値ありです。

混雑というほどではないけれど、大人数で活気のある洗い場。みなさんこれから飲みにゆくのだろうと想像。でもないか。紙おむつはお持ちかえりください。などという注意書きがあったし、ビールは置いてないし。

ここでタオルを貰いました。ちょうど忘れていたので、早速使いました。このタオルは、墨田区内の銭湯巡り15軒目の景品です。

22軒回ると、葛飾北斎カレンダーがもらえます。でも15日までだから無理。ここまでの景品、タオルと入浴券2枚で上等です。

さくら湯〜墨田区

銭湯のブログサイトなのになんで水族館と思うでしょ。

これは「さくら湯」の水槽です。お休み処に置いてあるのですが、海水魚がきれいに泳いでいます。 そして大きなイソギンチャクがこれまた綺麗に元気に生きています。

桜湯のご主人の趣味のようですがとても 癒される趣味ではないでしょうか。

銭湯周りをしていますが、時々この水槽の中の 魚や貝のことを思い出し、寄ってみたくなります。 イソギンチャクが素晴らしいのですが、なぜか彼にはまた会いたいと言う気にならないのが不思議です。

お風呂ですが綺麗になってますよ。サウナもありますし 、それから以前あった ミストサウナが ミルクを溶かしたような白いマイクロバブルの湯になっています。

近くにはスーパーイズミと言う 独立系のスーパーマーケットがあって、よくテレビなどで 物価の指標に なっていたりします。

スカイツリーも大きく見えて、この辺りはいかにも下町の代表的存在なのでしょう。

洗い場の中はちょっと珍しくて、六角形に配置されています。

水風呂が独立した部屋のようになっていて、落ち着きますが長くは入っていらてません。水だから。冬だし。

中川湯〜墨田区

地図では 周りに銭湯が見当たらない。大きな煙突がのびのびとしている。昔からあるような雰囲気だ。

スマホのマップは本当にすごい間違うことなく案内してくれる。

サウナがあるので頼むと 大きな黄色いタオルを出される。 洗い場はどちらかと言うと狭い。 しかしサウナは立派。中は広いし綺麗だし、周りは木で覆われ本格的だ。 そうは言っても銭湯仕様だから、2×2x3mくらい。

常連だろう人が、ペットボトルの水を置いて、本を読み始めた。なかなか良いではないか。

天井を見ると古い様式の銭湯だということがよくわかる。白く塗られた ペンキが剥げているところも昔風だ。 何より大きな富士山が描かれているところも 素晴らしく昔風だ。

これほど大きな富士山も珍しい。富士山は、女湯と男湯を ひとつのキャンバスとして描かれている。はじっこのペンキの剥がれたところから昔の絵が見えているところも 面白い。

銭湯の絵を描く職人は、今では少なくなっていると思うから、この絵はとても貴重なものだと思う。

サウナのタオルは、下足の鍵と交換だ。 帰り際返された下足の鍵で開けてみたら見たこともない靴。そういえば44番だった。

「違ってた。」「ああごめんなさい」

「サウナ、素晴らしいですね。」「そうですか。古いんですけど。」

なるほどね。古いサウナだからこそしっかりとした作りだったのだろう。最近の銭湯は後から無理矢理付けた狭いところが多い気がするから。

ただビールが置かれてなかったのはちょっと残念。

image

齊藤湯〜足立区

斉藤湯に入って来ました。 こちらは1都内の銭湯でも上位に入る人気の風呂だという認識があります。

かなり繁華街に近いところにありました。周りがきれいに改装されていて、まだできたばかりだなぁということがわかりました。

何しろ入り口に銭湯のパンフレットがありました。こんなのは初めてです。スーパー銭湯のよう。

ただし入ってみて驚きました、これは意外に狭いな。マンションの1階と2階を使って作られたような感じです。

おそらくは斎藤湯が先にあって、マンションを上に作ったのでしょう。

とにかく綺麗と言うことが開口一番いえます。ただし狭い。

日曜日ということもあって、脱衣場には溢れるばかりの人です。

お父さんに連れられた小さな子が居るのは銭湯らしいですね。

湯船はまるで迷路のようです。

天井は広くて女湯の方まで広がっているので上を見ると広く感じます。

サウナは無いのですが、水風呂があったり、露天風呂があったり探検気分になれます。

湯船はメリハリがあって良いです、水風呂の隣は高温風呂その隣は電気風呂。

二酸化炭素濃度が濃いと言うぬるめのお湯もゆったりできます。

そして露天風呂に行きたかったのですが、混んでいるので少し待ちました。天井が低く感じるので、あまりの露天感はありません。ただ、白い湯の丸い風呂には温泉感がまったりとあります。

ちょっと混んでるから湯上がりのビールは無理かな。 ここは銭湯では珍しく生ビールが提供されていました。1杯400円。これは次回の楽しみにしておこう。

齊藤湯〜パンフレットの一部

寺島浴場〜墨田区

東武線の東向島駅から5分ぐらい マンションの 下の奥の方なので入り口がよくわかりません。 よく見ると歩道に電照看板が出ていたのですが気づきませんでした。

銭湯から大通り方面を見た写真。

まるで銭湯とは思えない 。マンションの入り口のよう。

外国人も来るのでしょうか英語の説明。それにホームページも書いてある。

さあこの銭湯はどんな感じだろう。

えーとちょっと日が経ったから今思い出しながら考えています。その間に色々な別の銭湯に入ったし。 そうだ東向島の駅から5分ぐらいだと思っていたんだけれど 、駅前は結構繁華街。飲み屋とかあったんだけれど道を渡ったら住宅街。

だからそれはいいから中がどうだったかでしょう。 フロントがあってそこはちょっとした休憩室になっていて、そこから中へ入って行ったら脱衣場があって風呂があって。

忘れちゃいますね でも 概略図を書いてあるのでそれでまた思い出します。

 良の湯〜墨田区

東武線曳舟駅近く。小路を入ると看板が見えてくる。よしのゆ

東京の銭湯は、ビルやマンションに立て替えて、建物の風情はなくなってしまったところが多い。それでも営業を続けていればありがたい存在だ。

「ゆ」と書かれた蒼い暖簾が妙に朗るい。

下足の錠。男湯は黑。

そして女湯は赤。なんともすっきりわかりやすくて、これじゃー間違えようがない。

銭湯画は大きなレインボーブリッジ。 やはり水のある風景か山になるのだろうな。 それが落ち着くし。

湯船は普通のように見えるのだけれどもちょっとした工夫がある。 頭に枕になる部分があってそこの中に水が流れている。 だからいわゆる頭寒足熱ができる。 ちょっと長湯してものぼせないのだろうか気持ち良い。

ちょっと奥にマッサージチェアと テーブルがあってここですっかり落ち着いてしまう。
天井が枡のよう枠になっていて、その中に絵が書かれている。よく見ると鳳凰が二羽。ちょっと風格がある。